2010年12月5日日曜日

行動の一端

アレクサンダー・ジョーンズが誰だったか思い出せないと光子企画さんが言ってたのでググってみたけど該当人物らしいのがなかなか見当たらず。
結果、アレグザンダー・ジョーンズが正解。
ポール・アンダースン&ゴードン・R・ディクスンのホーカ・シリーズの主要登場人物:アレグザンダー・ブレスウェイト・ジョーンズ(アレックス)は世界連邦共和国外務省文化振興局星間調査部隊に所属する少尉であったが退役の後、惑星トーカの全権大使に任命される。



津田です。



まぁ例によって読んでないんだが天野さんが表紙描いてたんで書店では何度も手に取ったことはあった(買うた止めた音頭)。
テディ・ベアのような異星人が地球文化の真似っこをするっていう設定だったと思うが、スタートレックにも似たようなエピソードがある。
TV邦題「宇宙犯罪シンジケート」がそれだ。
「艦隊の誓い(未開惑星には干渉してはいけないなどという誓約)」が出来る前、2168年に宇宙船ホライズンが訪れていた惑星シグマ・イオタ2号星(小説ではデイナ・イオティア系第二惑星)に<二十年代におけるシカゴのギャングたち>という1993年発行の本を置いてきていたため、模倣性の強い惑星住人が完全なギャング文化を形成していたというお話。
このエピソード中にカークが車を運転するシーンがあるのだが、当然酷い運転で同乗したスポックも警戒するほどだ。
新しい映画「スター・トレック」で幼少のカークが見せた運転技術はなんだったんだぜ?

それにしてもエピソードのオリジナルタイトルであり会話中にも頻出する“A Piece of the Action”は慣用句として「分け前」という意味があるようなのだが、斎藤<ボケネコ>伯好先生は「行動の一端」と訳されておられる。
小説をちゃんと読めばもちろん誤訳などではなく、効果として翻訳してあることは一目瞭然。
心憎い翻訳であろう。

追記としては後年、「スタートレック:エンタープライズ」(TVシリーズ)において、貨物船ホライズン(2102年就役)が出てくるのだが、船室にはしっかり「シカゴ・ギャング」というタイトルの本が置いてるのが確認できるらしい。

ところで小説ではカットされてるんだが、マッコイが惑星に通信機を忘れてきたというラストのオチがある。
その時、通信機の構造は我々の装備の基本をなすものですとかなんとかスポックが言っていたのが印象的だったけど、現在の携帯電話文化を顧みるに、スタトレ恐るべしといったところであろうか。

スポック:「ああ、なるほど―<本>ですね」
カーク:「そうよ、おめえのいう通りさ、スポコ」