2010年5月3日月曜日

狂気脳そして明日

創元SF文庫「天使墜落」上・下(ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル&マイクル・フリン)をようやく読み終わる。



津田です。



これは良いファンダム小説(いや悪いファンダム小説は読んだこと無いんですが)。

堕ちた宇宙飛行士、コードネーム《天使》を宇宙ステーションに返すべく、東奔西走するSFファンたちの物語でありますが、科学に関しては現行技術のみで描かれているのに凄まじくSFであることよなぁ。


「もっとも憂鬱なディストピア小説にさえ、未来はわたしたちが築くものという意識がある。

偶然につくられるものじゃなくてね。

未来を予測することはできないけど、想像することはできる。

構築することはできる。

それは希望に満ちた考えだわ。

たとえ構築が失敗に終わるとしても」


どこででも引かれてますが本文中屈指の名台詞だと思います。

『希望の感触』、これを共有できるのがSFの醍醐味のひとつでもあると思いますよ。

毎年GWに東京で開かれるSFコンベンション「SFセミナー」もつつがなく終了したようです(知らんけど)。

またSF大会とかに行ってみたくなっちゃったなぁ。


ファンは扇。

センスも必要で内輪もめも大好き。

そして天をもあおぐもの。