いきなりくるなよデリンジャー
いくぞ若さの北方
ガスガン編
ガスガンは連射性が高い、ということは当然のようにBB弾代もかさむしガス代だってバカにならない。
そんなわけで敬遠していたんだが、レミントン・ダブルデリンジャーは買った。
当時カナマル商事とマルシン工業が出していて、どっちにしようか悩んだような記憶がある。
マルシンの方はホップアップバレル搭載等のマイナーチェンジを経て、さらには8mmBB弾仕様のものも発売され、人気のロングセラー商品となっているようだ。
ここまで書けばわかるように、自分はカナマルの製品をチョイス。マイナー志向なのか。
どちらの製品もブレイク・オープン(中折れ)はできないし上下のバレル(銃身)から弾が発射されるわけではなく、上部バレルがマガジンになっており下部バレルが銃口になっている。
マルシンのやつは多少見栄えは悪いがしっかりした蓋付きのマガジン構造、カナマルのは頭からパチパチ押し込んでのまたかよって思うだろうが自重落下の給弾方式。今時こんな給弾方法はさすがに絶滅してると思うんだが、よくまぁそんな銃ばかり選んで買っていたものよ。
そういえば光子企画さんとこでマルシン製のデリンジャー(シルバー)を見たな。
時代だなぁって思うのが説明書の他に組立方と「かんたんなチューンナップ方法」が書かれたペラ紙が付属していること。
トリガープルを軽くするためにハンマー下部やシアを削れとか、ノズルの戻りが悪ければバリを削れとか平気で書いてある。ガス漏れ時はタンクを新品に替えろとか。
サイト調整もリアかフロントを削ったり盛ったりしろという指示、トッテモカンタンデスネ。
この頃から自分の中ではエアーガンからモデルガンへの指向性も見えてきていて、モデルガンでデリンジャー欲しいなとは今でも時々思うことよ。
この銃もまだ手元にあるが、箱の中に怪しげなプラスチック片が落ちてるんで、壊れているのかもしれない。