そうそう映画「インセプション」観てきた。
上舞です。
糟屋さんからも薦められていたんですが、いやー素晴らしいSFアクション大作でしたよ!
今朝は早起きだったのでちょっぴり眠かったんですが、目が離せない展開に知的興奮は高まり没入感は半端なかったですね。
確かにもう一度見たくなるというのもうなづける話だ。
夢に、潜在意識に入り込むというのは昔からある“アイディア”でサイコダイバーチックな作品は多いが、こういった映像で新たに魅せられるという経験はCGがこれだけ発達してもあるんだなぁと感心した。
ブルーバックでの撮影はほとんど無く、ホテルの一シーンとかセットだってんだから驚きだ。
技術もさることながら、魅せ方、なんだよな。
しかしレオナルド・ディカプリオはいい役者に成長しました。
アリアドネ役のエレン・ペイジもなんかダサかわいい感じで今後注目株の役者かも。
(豆知識:欧州宇宙機関のアリアンロケットはアリアドネーから)
もちろんサイトー(斉藤)役の渡辺謙の存在感は健在。東洋人が出てくることでよりテーマ性を引き立てることにも一役買っていると思う。
チーム作戦遂行モノとしての面白さも堪能できるけどよく考えたら主人公コブが一番活躍していない、どころか危険にさらしてるのはあんたやん。
SF回路がない人には難解でわけがわからない映画かもだが、私としてはかなり楽しめた映画だ。
しかも観終わった後からもストーリーやテーマ、結末に関しての考察で楽しむことが可能。
ド派手な映像に目が行きがちですが、考察に耐えうる細かい作りこみもしっかりなされているので、考えれば自ずと自然な解答にたどり着ける、余韻の深さも持ち合わせているだろうと思う。
オススメできるいい映画だ。
新幹線も出るし(猫も出るし)。
とある夢中の侵入植付<インセプション>