2010年7月26日月曜日

星辰の剣

TV版邦題「悪魔島から来た狂人」は「~男」に改題されてるようです。言葉狩り?
今日人が狂人に強靭な凶刃で倒された。



津田です。



原題「Dagger of the Mind」、小説版では「精神の剣」と題されています。
エキサイト翻訳でDとMを大文字のままに訳すと「ロンドンの傘」となってなんでかなと調べると刑事コロンボの一エピソードの邦訳なんだな、なんともはや。
原題はまたかと思われるだろうがシェイクスピアは「マクベス」から。
Yahoo翻訳だと「心の憎悪」となるので上記を踏まえた成句かなにかなのかもしれん。
悪魔島は原文では「タンタルス流刑コロニー」 、カーク船長は以前からコロニー監督兼主任医師アダムス博士の犯罪者社会復帰という考え方の熱烈な支持者だと書かれている。
なんかちょっと意外かも。
ネタは洗脳的装置によるマインドコントロールものでテーマ性は高いけどまぁありふれているかな。
ヴァルカンの精神融合技術が初めて登場するエピソードでもあります。
毎回少しずつの設定の積み重ねが、歴史を形作るのだなぁ。

TVラストでは「有能な彼があんなことをしたとは信じられんな」とマッコイが述懐するのに対しカークが「信じられないことは山ほどあるよ」 と返すのに対し、小説では寂しさが原因で人間が死ぬなんて信じられないと言うマッコイに対しカークの答えが「信じることはちっともむずかしくはないな」となっているのは興味深いところ。

よぉし周回軌道離脱、ワープ1で前進!