2010年6月27日日曜日

み:ミュータントから出た闇

突然変異とは生物学用語で、DNAあるいはRNA上の塩基配列に物理的変化が生じることを遺伝子突然変異、染色体数や構造に変化が生じることを染色体突然変異といいます。

突然変異の結果、遺伝情報にも変化が表れ、このような変異の生じた細胞または個体は、突然変異体=ミュータントと呼ばれます。

突然変異を発見、命名したのはオランダ生物学者ユーゴー・ド・フリース(1901年)。

このことから進化が突然変異によって起こるという突然変異説を提唱。

1946年、アメリカ遺伝学者ハーマン・J・マラーはX線照射による突然変異を人為的に誘発できることを実験的に証明(人為突然変異)。

X-MENとかここら辺からきてるんだろうな。

以降、生物学(遺伝学)では人為的に突然変異を誘導する変異導入により突然変異体を得て、その表現型を観察することで、遺伝子の機能を解析してきたといえる。

多細胞生物の場合、変異が進化の原動力となるのはその変化が生殖細胞に起こり、子孫に伝えられた場合に限られるので、変化は長い目で見たときにしか表面化しにくいと思う。

がSFではミュータントっていやぁ大概、超スピードによる突然変異によって生じた超人類のことをさす場合が多いですよね。

空想科学的解釈により、細胞変異はスーパーパワーを手に入れる過程にさえなりえます。

そしてミュータントで描かれるのは超人的能力であると共に、常にその能力による差別問題というテーマでもあります。

SFという分野は直接描きにくいこういったテーマでも隠喩として描きやすいという利点も存在しているのでしょう。



津田です。



これらのことから、変化によって得られるものが素晴らしいものである時でさえ、その変化の速度によってはそれは恐ろしい闇をもたらすものでしかなく、その闇とはとりもなおさず自分自身に内在する暗黒面を暗示している、ということ。

決して安易に、ティーンエイジとミュータントと忍者と亀を混ぜてみましたどうですか、ということではない、と思いますミュ(語尾)。