津田です。
映画「アザーズ」を“書庫”シアターで観ましたよ。
予備知識全く無く観たのがよかったのか、とても面白く興味深い映画でした。
シックスセンスとか観てないし(この時点ですでにネタバレ臭いが)。
映画の冒頭からも推測できるように、おそらく日本人というか厳格なキリスト教徒である人のほうが恐ろしさというか怖さがあるのではないんだろうか、知らんけど。
舞台はイギリス海峡にあるイギリス王室属領ジャージー島、ナチに占領されていた時期があるという歴史を持つ。
撮影はスペインだったみたいだけど。
まぁまさに境界のRINNE、狭間の物語なわけだ。
ミステリとかホラーの分類なんだろうけど、それ以前に愛憎と狂気の物悲しい物語なのであろうなぁ。
母親は一番の愛情の体現者であり犯罪者予備軍。
良い雰囲気の落ち着いた(ホラーなのに)趣き深い映画でした。あざーっず(台無し)。
7月からのSFドラマ補足(忘れていたようなので)
・MM9-MONSTER MAGNITUDE-:http://mmmmmmmmm.jp/index.html
山本弘SF小説が原作。気象庁特異生物部対策課というところからわかるように、怪獣が自然災害として実在する世界を災害対策を行う公務員の視点から描く、というもの。
「SFが読みたい!」2009年版国内編第2位、第29回日本SF大賞候補作品。
2010年2月からウェブマガジン「Webミステリーズ!」上で、続編『MM9-invasion-』が連載。
なかなか手が込んでいて面白そうなので、小説の方も読んでみたいものです。