2010年6月16日水曜日

め:メタの上のボロ

メタってつければなんとなくSFとか哲学とかそれっぽく形而上しちゃったりなんかしているように思うだろうがメタフィクションなんてそうそう面白いもんに当たるもんじゃネェし飽きてくるんだヨー。

安易にメタフィクションのレッテルを貼り、そのような体裁をとっているものは実にボロが出やすく、目障りであるということ。

反省しなければ。



上舞です。



とはいえメタフィクションといわれる作品はやはり好きで好んで読んでいる気がする。

イタロ・カルヴィーノとかは最たるものであるかな。

でもヴォネガットやボルヘス、レムやディックなんか全然読んでないんで今後が楽しみではある。

神林長平もメタフィクショナルな作風で知られており、「形而上学的(メタフィジカル)・ドタバタ、略してメタバタ。:火浦功」とか言われてるよな。


演劇においては「観客と舞台を永遠に隔てる透明な幕」とも説明される「第四の壁」。

この「第四の壁を破る」という行為はとてもメタフィクション的であり、近年ヴァーチャルリアリティやユビキタスというような身体感覚に似ているのかも。

ギンギラ太陽'sの開演前写真撮影大会とかちょっとメタ的。

「遊園地3兄弟の大冒険」福岡公演は楽しみです、いい席取れたし。

3D映像技術が未来技術ではなくなっている昨今、現実はよりメタバタした世界へと突入してゆくのかもしれませんね。

メッタメタにしてやんよー。

まぁ滅多にそんなことはないんですけどねー。

滅多切り。

寒。