2010年4月27日火曜日

いん☆てん

日本画を志す萌えアニメ(漫画)とかどうかな。



上舞です。



日本美術院の再興第94回院展が今年もリバーウォーク北九州4・5Fの北九州市立美術館分館へやってきていますね。

分館での開催は今年で3年目。

分館は商業施設内で狭いし騒がしいとする向きもあろうが、交通の便が良いし近くていいという人もいるだろう。

日本画の歴史なんてたかだか100年ちょっとの短いものだし、RWKくらいで適度に親しみやすくいいと思う。

だが、北九州市民として恥ずかしくない鑑賞態度で臨まねばならんことはいうまでもない、あくまでも公共施設である美術館であるのだから。

そもそも「日本画」って言葉は合衆国のアーネスト・フェノロサが言い始めたので、明治以前の絵画を「日本画」、画家を「日本画家」と呼ぶことはほとんど無い。

現在では日本独自の画材(岩絵具とか)を使用して描かれているものが「日本画」ってことにならざるを得ない状態みたいだが、院展の規定サイズってキャンバスの「号」サイズでは表示しないにもかかわらず何号ですかと聞いてくる鑑賞者は多いと聞く。

日本画のキャンバスサイズが小数点以下まで表記があるのは、尺貫法で規定してたものをわざわざメートル法へ換算したためとの説が有力らしい。

あと同院は出品者に序列を設けてて、「同人(どうにん)」(「同人(どうじん)」ではない)が一番上、でも「教師なし先輩あり、教習なし研究あり」の体育会っぽい精神で芸術の自由研究を切磋琢磨、であるようだ。

結局、「日本画」ってのは画材でも技法でも描かれる対象でもなくて、それを見ようとする側の思い入れによって変わる定義できないものであり、これからも様々な理想や幻想や矛盾を呑み込み、「日本画」と呼ばれ続ける全てのものである、って富山県博物館協会のホームページに書いてあった。

イイハナシダナー

「SF」の定義ってのとも近しい感じがしましたよ。

今回の院展には、日本美術院理事長だった平山郁夫の最後の出品「文明の十字路を往く ―アナトリア高原 カッパドキア トルコ―」が展示されてます(遺作というわけではない)。

5月9日(日)までなんで、行ってみようかと思います。