2010年4月12日月曜日

白だの黒だの

ラララ命日ってちょっと普通では思いつけないフレーズだと思った。



津田です。



なんか見たいなぁと思っててなかなか見る機会を逸していた映画「ゼブラーマン」ですが、ついついコンビニで手に取った漫画版をチラ見したら続きが気になったんで購入。

おぉっ面白いですね。

一気に読んでしまって続きが気になるところ。

普通のコミック版で買えばいいんだろうけど、せっかくなんで雑誌版(でいいのかなこの出版形態)でそろえたいなぁ。

基本設定は映画版と一緒だがストーリーというか方向性がかなり違っているらしい。

あとでDVD借りて見よう。

続編の映画『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』も5月1日に公開らしいんですが、どうしましょうかね。


ところで白と黒のエクスタシー宇宙人で思い出されるのが宇宙大作戦「惑星セロンの対立」です。

原題"Let That Be Your Last Battlefield"、小説版では「最後の決闘」と訳されています。

シェロン星(小説記述)の二つの種族のそれぞれのふたり、ロカイとベレ。

ロカイは顔左半分が黒く、右半分が白いヒューマノイド異星人で、ベレはその左右逆の配色。

とてもわかりやすく人種差別問題を提起していることがうかがえるエピソードで、単純ながらなかなかに味わい深い作りとなっています。

単に顔のどちらの半分が白か黒かということが憎しみと争いの原因であったシェロン星人は、そのインパクトあるピエロ的外見の可笑しさ馬鹿馬鹿しさと低予算特撮の失笑も否めないでしょうが、現在の人類は果たしてそれを笑うことができるのか、はなはだ疑問ですよね。



またこのエピソードは自爆シークエンスが詳細に記述されています。

以下小説版より要約。


上級士官三名がコンピュータ音声認識から直接起動コードを入力。

「自爆手続き命令、自爆手続き第一項を確認」

「航宙艦エンタープライズ号キャプテン・ジェイムズ・T・カーク。自爆手続き第一項―命令略号(ルビでコード)1・1・A」

「科学班長スポック中佐。自爆手続き第二項―コード1・1・A・2・B」

「主任機関士スコット少佐。自爆手続き第三項―コード1・B・2・B・3」

以上を入力後、音声ガイダンスに従い最終コードをカーク船長の音声入力。

「最終コード0・0・自爆・0」

三十秒間の秒読み開始。

五秒前になると最終コード待機、最終手続き後は取り消し不能。

入力後、五秒間で手続き完了→自爆。


開始された自爆カウントダウンを停止するには、カーク船長が次の音声入力を行う。

「キャプテン・ジェイムズ・T・カーク。コード1・2・3、既示手続きの継続。自爆命令中止」

で自爆命令中止完了。


以上、かなりまどろっこしい。

スタトレで一番自爆シークエンスを多用したのはヴォイジャーのキャスリン・ジェインウェイ女性艦長だったようですな。


ということで、ゼブラーマンのうしろには立たないほうがいいらしいですよ。