2010年2月28日日曜日

星の瞳は青く

別名を調べてはいけません。



上舞です。



サントリーフラワーズ開発の青いバラ、「アプローズ」(正式名称・SUNTORY blue rose APPLAUSE)を“書庫”で拝見。

真っ青、というわけではなく、上品な薄紫色といった感じではあるが、実物を見ることができてよかった。

香りも強いほうなのかな(すいません他のバラをよく知りません)。


青い花になんとなく目がいくほうなので、ノヴァーリスの「青い花」はいつかは読んでみたい。

あと星の瞳というとシルエットと付け足したくなる感じですが、まぁ柊あおい作品(耳をすませば・猫の恩返し等)なんで転げまわるほど宗教的なのは一種冬ソナと一緒なのだ。ありえなさを楽しむという観点において。

そんな不可能さをも、もしかしたらありうるかもしれない、いや可能にしてみせるという情熱を科学の力で成した「青いバラ」を凄いと思う心持ちも、また質は違えど同質である側面があることを認めないわけにはいかないのだろう。

遺伝子工学などのバイオテクノロジーもまた自然な自然の行為であり、ヒトの出自が自然からであることを忘れさえしなければ、大いにその自然的行為を卑下することなく繰り広げてかまわないのである。


そういえば最近、伝説の「戸畑あやめ」が、国立科学博物館植物研究部(茨城県つくば市)調査でアヤメの新種と判明したらしいですな。

まぁ青系統の花なんで注目ですよ。

星の瞳が咲く季節になりました。

不可能も可能に

青いバラも星の瞳も、同じ命の青い花です。