2010年2月25日木曜日

ぽん平です!!

福岡市博物館で開催中「ポンペイ展 世界遺産 古代ローマ文明の奇跡」の売店に、展示物のひとつ「イルカのモザイク」をモチーフに描いた手書きイラストのポップがあったのだが、イルカの名前が最初何のことかわからなかった。

修行が足りないと思った。



災害ユカイと言ったゲーテにはかなうはずもない北方。



「世界にはこれまで色々の災禍が起つたが、後世の人々をこれほど愉快にするものは余り他に類がないだらう」ヒドイよゲーテ、ヒドイ。さすがだ。

というわけで「トリノ・エジプト展」を観た後、市博で日替わり定食「鳥のカラ揚げ」を食すが洒落ではない。

しかしエジプト展では山岸凉子のポストカードやミニダブルファイルをはじめ様々なグッズが売られていたのだが、ポンペイ展ではビックリするほど欲しい物がなかった。

あとエジプト、ポンペイ両方に行く予定のある人は共通チケットが400円もお得(2200円)。

当日限りではないので間違いなく両展に行く予定なら絶対こっちの方がいい。

つうかもっと宣伝しておいて欲しい、受付窓口でも。


内容はこちらも充実。派手さにはやや欠けるものの十二分にパックスロマーナを堪能できることだろう。

日本ではまだまだ弥生時代の真っ盛り。文明格差が著しいよなぁ。

さすがカンターレ・マジョーレ・アモーレのお国柄。

追い炊き可能給湯システム付き総大理石貼り浴槽(床暖房完備)とか現代過ぎてどこのショールームですかというレベル。

これが2000年前なんてどういうことなの。

あと、フレスコ画って漆喰がまだ「新鮮(フレスコ)」つまり生乾きである状態で描く技法ということを知ったフレスコプリキュア。

大理石像って元々彩色されていた(モノもあった)ということも。


在りし日の地上の楽園へ、現在の地上の楽園斜陽の黄金の国から思いを馳せてみるのも、また一興ではあるかと。

栄華と滅びと再生、アイザック・アシモフ「銀河帝国興亡史」の読んでないところを読まないとなァ。

一日で両方周る強行軍だったので途中眠くなったことは内緒だ(でも休憩ベンチがたくさんあるから助かったが)。