2010年2月24日水曜日

ミイラ有りました

福岡市美術館で開催中の「トリノ・エジプト展 -イタリアが愛した美の遺産-」を鑑賞してきました。

http://www.torino-egypt.com/ ←CMが面白いので是非。



ファラオ北方。



いや~この展示は行くべきですよ。

世界最古のエジプト博物館である実際のトリノ・エジプト博物館の雰囲気の再現まで試みており、各展示物には最低2箇所の解説パネルが提示されており見やすさも抜群。

つい先日の2/17あたりに、DNA鑑定やコンピューター断層撮影装置(CT)の調査で、「エジプト三大美女」としても名高い「ネフェルティティ」が正妃だったアクエンアテン(アメンホテプ4世)と、その姉妹の1人との間に生まれたと判明したトゥト・アンク・アメン通称ツタンカーメンさんのアメン神とのツーショット像が見所のひとつ。

「彫像ギャラリー」の奥に位置する、肩に手を回した馴れ馴れしい様子のツタンカーメンを拝見することができます。

つうかここらへんAボタンでアイテムか敵が出てくるんじゃよーって感じだイビの石製人型棺とか。

神様一覧解説パネルとか攻略本っぽい。

あと動物コーナーも充実。ここのバステト様は緑青がいい感じに噴いていて威厳がある。

シャブティ(埴輪みたいなもんか)がだんだん増えていった過程はどんどんフィギュアが増えていく様を想起させられて笑う。

シャブティを監督するシャブティなんてニヤニヤしすぎる。

件のミイラは2体。

小さい女の子と2001年に凶悪犯罪の捜査に当たるイタリア警察の犯罪課がX線調査を行い顔の復元もなされているハロワ間違えた、ハルワさん。

・・・というわけでお近くの方は是非に!

エジプト神話を取り入れた神林長平の長編「猶予の月」と唯一のノベライズ「ラーゼフォン時間調律師」はオススメ。

ラーゼフォン・・・見ないとな。


土産:イシス女神に釣られて缶バッジ3種

ガイド掲載のどう見ても「挫折する人の像」。

こんな展示あったかな?











おまけ:てれビーマンWebサイト http://www.tnc.co.jp/special/telebeeman/