津田です。
黒崎虚無コムシティよりはまだましかと思われるJR小倉駅北口の「旧ラフォーレ原宿小倉ビル」ですが、北九州市は15日に漫画情報発信拠点となる「市漫画ミュージアム」(仮称)を該当ビル6、7階に設けること発表したようです。
6、7階は延べ床面積2500㎡。
2012年春オープンを目指すらしい。
25日開会予定の定例議会に設計費など3900万円を盛り込んだ来年度一般会計予算案を提案するとか。
つうか当初は小倉北区商業施設「第2チャチャタウン」(仮称)に開設予定だった漫画ミュージアムだが、不況に伴い同施設開業延期。
2007年にファッション関係商業施設が撤退し、一部を除き空き店舗になっているラフォーレ原宿小倉ビルが立地条件も良く白羽の矢が立った、ということらしい。
他フロアにアニメ関連テナントを集め、漫画関連のグッズ販売店やフィギュア、コスプレなどのショップ、専門学校などを誘致したい方針で、“オタク文化の発信地”として盛り上げたいとの考え(・・・なんだと)。
漫画ミュージアムは「銀河鉄道999」などで知られる松本零士さんら市にゆかりのある漫画家の原画を資料として収蔵、展示。
漫画の歴史や漫画家の紹介コーナーのほか、漫画が自由に読めるスペースも設ける予定。
市は、韓国や中国などからもファンを集める一大施設になってほしいとしている。
基本構想にかかわった北九州市立大の漫画史などに詳しい宮本大人准教授(また大人か!!)は、
「当初の計画よりインパクトの強い施設になりそう。ミュージアムとテナントの相互作用で盛り上がれば、成功するのではないか」と話している。
まぁ・・・市というかお役所が関わるとろくなことにはならないという前例を覆す一例になって欲しいものです。