上舞です。
「冷たい方程式」で有名なトム・ゴドウィンの名著『宇宙の漂流者』は小説で泣いた初めての経験だったかもしれない。
現在、岩崎書店からSF名作コレクション(第1期)の一冊として改題され、「宇宙のサバイバル戦争」として再販されているので比較的入手しやすい。
タイトルや表紙・イラストが改悪過ぎ残念で仕方がないのではあるが、児童向けとはいえ読んでみる価値は十分にある。
小学校の図書館で借りて読んで強烈に印象に残っていたため、卒業後どうしても読みたくなった折には妹に借りてもらってたなぁ、と思っているとネットは広大なもので同じように妹に借りさせていた人がいたよ。
数世代間に渡る物語であるため一章ごとに主人公が変わる群像劇となっており、当時はSF可能性の深さに驚きを隠せなかったものだ。
“書庫”の整理を手伝っていた際、こちらから貸していた『宇宙の漂流者』を見かけてまた読みたいと思ってたら、まさかのアスキーアートでの物語化!を発見。
2ch系まとめサイトのAAまとめブログのコンテンツ「やる夫とやらない夫たちが、ラグナロクに挑むようです」がそれ。
「やる夫とやらない夫たちが、ラグナロクに挑むようです」
http://blog.livedoor.jp/aamatome/archives/774906.html
ラグナロクとは舞台になる惑星の名前です。
原作との違いも多少あり、どんな感じに表現されているのか不安でもありますが、どのような形であれ本作が少しでも広まるのは嬉しいことです。
さて、今から読むぞ~