世界を美しく破滅させた「破滅三部作」、『沈んだ世界』『燃える世界』『結晶世界』で認識していました。
『結晶世界』は1970年第1回星雲賞海外長編賞を受賞していたんですね。
世間的には自伝的小説『太陽の帝国』(スティーヴン・スピルバーグが映画化)で知られているのでしょうか。
これを機に、というのも変な話ですが『太陽の帝国』、観てみようと思います。
実はこの時代の上海にはちょっと引っかかるものがあったので。
2009年4月19日朝、がんの長期闘病の末、逝去。享年78歳。
謹んでお悔やみ申し上げます。
津田・北方・上舞
今月のSFマガジン5月号ではバリントン・J・ベイリーとトマス・M・ディッシュのふたつの追悼特集があったばかりだというのに。
そういえばディッシュはなにか読んだ気がしたので探したら『プリズナー』でした。
イギリスの連続テレビドラマ「プリズナーNo.6」のノベライズですね。
といっても展開は異なるようですが。映像観たいけど観れてないなぁ。
あっ、1970年第1回星雲賞映画演劇部門は「プリズナーNo.6」ですよ。
SFが日本に根付きだしてから、まだまだ半世紀そこそこなんですよね。
形を変えつつも、これからもますます素晴らしいものになっていくであろうことを、俺は疑いません。
未来は素晴らしいぞ!