いろいろアニメが最終回を迎えつつありますね。
北方メ。
- キャシャーンSins
心配していたのですが、やはり説明不足感が漂うラストでしたか。
彩度を落とした色調や戦闘時の動きに注目する点はあるものの、ストーリー自体の目新しさは私にはなく、この物語はファンタジーや寓話の分類でしっくりくるなと感じました。
にしても、だったら謎の部分は含みを持たせるような曖昧なものにせず、さらっともっと明確にすべきところ。
ただ思わせぶりになってしまったことは残念に思います。
アクションありの、全体的に落ち着いたトーンに彩られた世界の終末テーマのアニメ。
- ミチコとハッチン
良くも悪くもロードムービー。アニメとしては他に比較するものも少ないと思われるくらい異彩を放っているテイスト。
陽気なラテン風味に隠れる無常観やどうしようもなさに縛られる人間関係をそのまま引きずっていくような強引さで駆け抜けた。
百合アニメとしてみることも可能か。
良作ではあり派手な作品なのだが、ある意味地味、マイナージャンルのアニメか。
- 鉄のラインバレル
愚直なまでにロボットアニメ。見るべきところはなく、演出なども痛々しい箇所が多々あるものの、
『正義の味方』のありように対してのひとつの見方を示した。
全体的に空回り感が否めず、決して評価に値するような代物ではないが、好感は持てた。
一生懸命な若者を見ている感じか。
まぁ「だめだこりゃ(笑)」のところは変わらないのだが。
もう一度見たいな、と自分に思わせる作品は上記にはないのですが、それぞれ考えさせられる点はありました。
特にお勧めも出来ないけど「うん、まぁこれも悪くないな」といえるレベル。
でも「一回食べたらもういいや」というレベルではあるんだが。
旅立つ若人の 未来に希望を