びっくりするほどウルトラマン的だったよ。
津田です。
ギリギリで「マイティ・ソー」を観に行きましたよ。
マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズの第4作という位置づけなんだけど、むろん単体としても話はわかる。アメコミ実写映画だしね。
北欧神話を題材に、ヘイムダルに守られている魔法の虹の橋〈ビフレスト〉は、アインシュタイン-ローゼンブリッジ(ワームホール)として設定されるなど多少SF的設定を加味され、クラークの第三法則(充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない)も引用されていい感じ。
アスガルドの描写は荘厳であり、まさに“ひかりの国”を彷彿とさせる。3Dで見ても良かったかもね。
全体的に大変楽しい映画でした。
メインバトルとなる対デストロイヤー戦でのデストロイヤーが鎧鎧しててカッコいい。
あと兄弟喧嘩ってはた迷惑だよな。
ロキ役の人がちょっとデータに似てたし、ラスト間際にちゃんと映画のタイトルを叫んでて笑った。
ストーリー的にはホント大したことないんだけどちょっと主人公が謙虚さを学ぶって過程が弱いなーと原作を調べると、あわわこの設定をぶっちぎったのか原作ファンはお怒りなんじゃあと思った。
わずかにドナルド・ブレイク医師って単語は出てきたけどな。
言うまでもなく雷神トールをそのモチーフにしてんだけどマイティ・トールじゃなんか日本人みたいで間抜けだ。
トールハンマーもムジョルニアと呼称されており、ミョルニルの英読み。
そういえばムジョルニアはブラックホールを封じ込めて作られているって解説もあった。物騒な武器だこと。
マーベルの次作「キャプテン・アメリカ: ザ・ファースト・アベンジャー」は2011年10月14日公開予定。