2011年6月27日月曜日

大彗星に期待

ハワイ大学天文学研究所主体の太陽系小天体探索等を目的として進められているパンスターズ(Pan-STARRS = Panoramic Survey Telescope And Rapid Response System)プロジェクトが、マウイ島ハレアカラ山設置の口径1.8mPS1望遠鏡(14億画素デジタルカメラ搭載)で、6月6日にへびつかい座とさそり座の境界付近を撮影した4枚の画像に、19.4~19.6等の移動する彗星のような天体があるのを検出。



上舞です。



木星と土星の軌道間に位置していたこの天体は、その後各国の観測結果から新彗星であることが確認され、確定符号C/2011L4(2011年6月前半に発見された4番目の彗星)がつけられたとのこと。
2013年3月には太陽から4800万キロ以内(水星軌道より近い)に近づくとみられており、2~4等と肉眼でも見えるほどの明るい大彗星になる可能性もあるらしい。
ただし、地球と太陽・彗星の位置関係があまり良くないらしく、日本でこの彗星が見えるのは近日点通過後の5月中旬くらいになってしまうかも、だって。
またこの彗星、オールトの雲から抜け出してきた可能性があり、地球の南側から現れ太陽の裏を通って北の空に抜けるという、太陽系軌道面に対し限りなく垂直に近い軌道が予想されているようです。

そういえば6月27日から28日の夜にかけては、小惑星2011MDが地球の直径を下回る1万2300kmという近距離を通過する大接近だそうです。
最接近は日本時間で28日午前2時ごろ、中規模望遠鏡でなら観測可能と予測されています。

今回の接近で衝突することはないとのことですが、彗星も来るしなにかと宇宙が騒がしくなりそうです。
来るかUFO、宇宙人!