2010年3月31日水曜日

宇宙開発と影と光と

だが人よ 名を問うなかれ



上舞です。



・宇宙航空研究開発機構(JAXA)は31日、安全・品質保証室副室長(59)が少女を買春していたとして懲戒免職にした。

副室長は昨年7月、当時17歳の少女に現金を渡しわいせつな行為をした疑いで警視庁は今年2月逮捕。

その後、昨年10月にも同様の容疑が発覚、2件の罪で起訴。

男ってバカだ。が女にもこの場合罪がある。自身の価値を感じているなら既に未成年とはいえないだろう。



・欧州合同原子核研究所(CERN)は30日、スイスとフランスにまたがる世界最大の素粒子実験施設「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」で、陽子(「ふたりは陽子」っていうプリキュアみたいな話を一瞬考えたがつい消滅した)同士を衝突させて7兆電子ボルトのエネルギーを観測することに成功。

今後、ビッグバン直後に近い高エネルギー状態を再現することで、未知の素粒子などの発見を目指すとのこと。

この日の実験では陽子同士を光速近くまで加速させ衝突、従来記録の3.5倍という高エネルギーを観測。

どれくらいのエネルギーなのか想像つかねぇ。

2013年頃には衝突エネルギーを14兆電子ボルトまで上げる予定で、質量の起源とされる「ヒッグス粒子」の解明などが期待されているらしい。・野口宇宙飛行士ISS長期滞在99日目。宇宙滞在101日目。

科学技術振興機構によると、宇宙飛行士が宇宙に滞在した総日数(2009年末まで)は約3万5000日。

国別では1位のロシアと2位のアメリカが1万日以上。

ロシアは初の宇宙ステーション「サリュート」や後継の「ミール」なんかをアメちゃんに先駆けて打ち上げてたからねぇ。

日本は09年末で7位だけど今、宇宙飛行士の野口聡一さんが昨年12月から今年6月まで長期滞在だし、4/5(月)には山崎直子さんもスペースシャトルで約2週間の飛行に飛び立つ。

2011年に古川聡飛行士、12年に星出彰彦飛行士がISS長期滞在計画があるので、フランスやドイツなどを抜き「3位になるのも近い」(宇宙航空研究開発機構:辻野照久参事)、とのこと。

野口さんからは毎日数枚の写メ(写メじゃねぇ)がネットにupられてるご時世。すごいよな。



・宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月31日、小惑星探査機「はやぶさ」搭載の試料回収カプセル大気圏再突入計画詳細を発表。

カプセルは予定通り2010年6月にオーストラリア砂漠地帯に落下、「はやぶさ」本体は化学推進系の故障により惑星間軌道離脱困難なため、大気圏再突入させ燃え尽きてしまう予定。

精密な軌道修正後、再突入9日前の高度200kmを通過する軌道に入り、地球から約300万km離れた所でイオンエンジン1基を20時間噴射、着陸地点をオーストラリア内陸へ移動。

再突入の3時間前に「はやぶさ」からカプセル切り離し、カプセルは秒速12km、角度12度で大気圏に再突入。高度約10kmでパラシュートを開き、前面及び背面ヒートシールドを分離、ビーコン放射しながら降下。

砂漠地帯に落下したカプセルは、探索班を配置し回収。着陸予測地帯は立ち入り禁止。

当然なんですが綿密な計画です。

燃え尽きるのは仕方ないとして、せめてISSとかから「はやぶさ」の映像撮れないもんですかね。



・2004年から活動中の火星探査車オポチュニティが初めて自律的に撮影した画像をNASAが公開。

<オポチュニティは新しい技を習得した!>

<ベテラン探査車にレベルが上がった!>

<NASAは大きな期待を寄せている>

2010年3月29日、オポチュニティミッション専門家チームが、今冬に行われたソフトウェア・アップデート結果を公表。

この更新でオポチュニティは自律的に調査対象を選択可能になった。

<かしこさがあがった!>

また新ソフトウェア導入で、地球からの指示を受信する際に発生していた20分間の通信遅延も解消。

<すばやさがあがった!> 

ていうか地球から火星のアップデートって出来るのはわかるんだがなんかすごいな。




太陽のきらめきも 月光の壮明も一瞬