2010年1月13日水曜日

ゐ:イドの怪物ロビーに敵わず

「ゐ」の使い方間違ってますが気にしない。

実際映画ではイドの怪物を攻撃できなかったロボット・ロビーですが(ロボット三原則)、以後はロビーの印象が強く後世に残っており、その優れたデザイン性はレトロロボットとしてひとつのイメージを決定付けるまでになっている。

このことから、優秀なガジェットはその出自の枠を超え、イコンとなりうること。



北方・ザ・ロボット



かのジーン・ロッデンベリーも多大な影響を受けたであろう「禁断の惑星」は、それもそのはずシェイクスピア「テンペスト」の宇宙版である。面白いわけだ。

『宇宙家族ロビンソン』でフライデーとも競演したロビー・ザ・ロボットですが、続・禁断の惑星をはじめ、ミステリーゾーン、プロジェクトUFO、グレムリン、果ては刑事コロンボ『愛情の計算』(共犯者役)にまで出演しているようですな。

そういえばジョエル・シルバーがリメイクって話はどうなってんだろ。


一方、イドの怪物のアイディアは『伝説巨神イデオン』のイデとして猛威を振るっていましたね。

器としてのイデオンが赤いのは名残であるのかもしれません(適当)。


我々は夢と同じ物で作られており、我々の儚い命は眠りと共に終わる -ウィリアム・シェイクスピア『テンペスト』より-