2009年9月17日木曜日

0-G Love

地球を外側から見てみたい、一度は。



上舞です。



JTBが宇宙旅行を取り扱っているのですね。

http://www.jtb.co.jp/space/

契約は顧客とスペースアドベンチャーズ社の直接契約になるそうですが。

なんでも現在、宇宙旅行は旅行業法で取り扱える適用範囲外のためらしい。

また、宇宙空間へ行く人を保障する保険は、現在の日本にはないようです。


さて、DSEアルファ(Deep Space Expedition Alfa)計画ミッションという月の裏側へ飛行する初めての「民間人月周回旅行」のお値段ですが、1席1億ドル(約110億円)です。

のべ6~8ヶ月のガガーリン宇宙飛行士訓練センターでの訓練費用を含みますが、現地までは自腹。

2012年以降には実施可能なプランらしい。

ちなみに価格のほとんどはロシア政府への支払いのようです。

http://www.jtb.co.jp/space/moon.asp



5分だけのわがままも1200万円で可能。

「宇宙体験旅行~弾道飛行」プランなら、旅客機の10倍の高度、音速の3倍以上のスピードで高度100kmの宇宙まで上昇し、宇宙から地球を眺めることができます。

完全な無重力状態も体験でき、全行程で1時間~2時間のフライト。

残念ながら現在、専用宇宙船は安全性・信頼性を重視し開発中ですが、当初の運行開始予定より遅延している状況とのこと。


まぁ金銭的な意味でむりだじぇ。



しかし「ゼロG(無重力)訓練プログラム飛行」プランなら約45万円で擬似無重力を体験することができます!

訓練用専用ジェット機で45度の角度で急上昇、最高点で速度を緩めると無重力状態になります。

上昇下降を繰り返し、一回あたり30秒ほどの無重力状態を十数回体験できるプログラム。

記念に、訓練中の様子を撮影したビデオと宇宙服(まぁ普通のつなぎね)もプレゼントされるとのことなんでお買い得。

こちらも足代は自腹なんだが。



いいですよね、夢があって。



弾道飛行用宇宙船が開発されたら世界各国の(いろんな意味で)指導者なんて呼ばれている輩は自腹でいっぺん行ってくるといいよ。



遠く輝く青い星を、見に。