あなたはカーナビを利用するだろうか。
あなたは明日の天気が気になるだろうか。
だとすれば、あなたは宇宙開発技術の恩恵に与っている。
天空の小さな観測手たちが、我々の快適な生活を見守っていることを、忘れてはならない。
津田です。
7/4(土)~9/23(水・祝)まで北九州イノベーションギャラリーで開催中の「宇宙技術展 ~宇宙利用のイノベーション~」に行ってまいりました。
入 場 料 大人:500円 小人:250円
夏休み期間中ということもあってか、入り口付近には癒し系ペットロボ「パロ」と「プレオ」が居りました。
プレオ3匹もいたのだが2匹はお休み中で残念。
で、受付。今回も写真OKでした。
毎度凄いなと思うのが企画展示のフルカラー小冊子(今回は14ページ)が配布されること。
←裏表紙は会場見取り図になってる。
中身はこんな感じ。
会場に入るとまず目を引くのがH-ⅡAロケットメインエンジン「LE-7」実機がドカンと展示してあるところだろう。
即、王立宇宙軍~と~わ~に~王立宇宙軍~
と旋律が頭を過ぎった。
今回一番の見所は、大小様々なスケールで所狭しと展示されている日本が誇る華々しい人工衛星の数々の模型たちだ。
特に中央の輝かしい小惑星探査機「はやぶさ」には心奪われる。
1/2模型ながら迫力満点である。
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」はさらにド迫力の実物大模型。デカいぜ!
他にも日本ロケットの祖「ペンシルロケット」(実機)をはじめ、
- M-Ⅴロケット(1/25)
- H-ⅡAロケット(1/20)
- 「あかり」(1/8)
- 「はくちょう」(1/5)
- 「ひので」(1/8)
- 「だいち」(1/8)
- 「準天頂衛星」(1/32)
- 「きずな」(1/16)
- 「きく8号」(1/30):六角形アンテナ1枚原寸模型
- 「かぐや」(1/16)
衛星ではないがISS日本実験棟「きぼう」(1/20)、変りダネで「ITOKAWA」(1/2000)などもあり、立体物好きには嬉しい構成。
↓「LE-7」
H-ⅡA&M-Ⅴ→
「きずな」と「きく8号」
「かぐや」と「きぼう」
そして「はやぶさ」
あと顔を出して写真を撮る事も出来る宇宙服。
胸元ダイヤルの数字と手首の鏡にニヤリ。
素晴らしい展示の数々に時を忘れて楽しめることうけあい。
あと映像展示も6ヶ所と豊富。それぞれの解説文もかなり詳細です。
宇宙開発技術は我々の身近な生活にスピンオフ技術として深くかかわりを持っているのですが、農協などで使用の皮をむかなくても果物の糖度がわかる糖度センサーは、人工衛星のセンサーのスピンオフというのは初めて知りました。
これからの宇宙開発とその課題、問題点などをこの夏、思い描いてみてはいかがでしょうか。
そうそう、おみやげというか付録というか、「はやぶさ」のペーパークラフトがもらえるよん。
あとで作るのが楽しみです。