2009年3月11日水曜日

過去からの音 未来への声

過去へダイヴし未来へジャンプするとき、立ち居でたる現在はどこか




FM北方。



なんとなく思い至って後輩YMDと八丁堀のブログを覗いてみたれば、気になるゲームを発見しました。


YMD紹介:「アマガミ」 プラットフォームはPS2

   トゥルーラブストーリーからキミキスにいたる連綿と続く流れの先に位置するギャルゲー。

   キミキスでは「どこでもキス~」な状態だったようですが今回は噛むのか?そうならまさに神ゲー。


八丁堀紹介:「セブンスドラゴン」 プラットフォームはDS

   王道進行であろうと思われる正統派なRPG、SFっぽさの香りも僅かに。

   「伝説のオウガバトル」を初見したときのような感覚あり(ここでニュータイプSE)。


さて、このふたつには実に興味深い共通点が見出されました。

まずセブンスドラゴンでは古代祐三さんがミュージックコンポーザーを手がけていますが、「レトロサウンドモード」を取り入れているという点。

スーファミっぽいピコピコ感あふれるちょっと懐かしい音源でのアレンジバージョンを、ゲーム中で選択可能だということ。

古代祐三さんは幼少時に久石譲さんに師事し音楽訓練を受けたこともある、主にコンピュータゲームの音楽を手がける作曲家です。

古代サウンドの大きな特徴のひとつとして、ヤマハが実用化したFM音源を駆使した音作りが挙げられます。



そしてアマガミでは同様に「クラシックモードBGM」が用意されているということ。

クラシックといってもオーケストラアレンジとかではなく、FM音源という1980年代のパソコンやアーケードゲーム機、家庭用ゲーム機の内蔵音源として広く使われた音源でのアレンジBGMを、選んでプレイできるという点です。

音楽担当の岩垂徳行さんはゲーム音楽を手掛ける作曲家ですが、NHK「芸術劇場」オープニング作曲・編曲や東京ディズニーリゾートのパレードの作曲などもおこなわれています。

様々な理由からこのアレンジ曲はすべてPC-88に一から直接打ち込んで作りあげたそうです。

引用:『少ない音数はよりメロディを引き立たせ、音色に頼る事の出来ない状態は、逆に個々の色彩を強めてくれます。』とのこと。


あぁ・・・PC-8801シリーズ。

イース、そしてソーサリアンの調べ。

かつて所有していた後期型のそれから奏でられていた音楽はまさしくFM音源だったのですよ。

そして、1983年にヤマハから発売されたシンセサイザーDX7によって、FM音源サウンドは広く知られるようになり、後の日本のバンドブームの礎ともなっていったのでした。


このDX7をモチーフとしたあるものを、最近目にした耳にしたという人も多いのではないでしょうか。

星雲賞も受賞した、そう


『ボーカロイド 初音ミク』です。


ヤマハ開発の音声合成システム『VOCALOID2』エンジンを積んだボーカロイドシリーズは、真に電子音楽の正統継承者であったといえるでしょう。


わたしがかつて耳になじんでいた音たちは、さらに鮮烈さを増して目の前に現れていたのですね。

新しいのになぜか懐かしいわけが、今。



ひさしぶり、こんなところにいたんだな・・・わからなかったよ



ちょっとモニターがにじんだ