津田です。
何故か年末のイメージがある『12モンキーズ』ですが、この映画が非常に影響を受けたとされる『ラ・ジュテ』(1962)をやっと観る機会に恵まれました。
30分弱の短い作品にもかかわらず、さすがはうわさに違わぬフランス映画。
しっかりしてなければ危うく寝てしまうことよ。
あの押井守監督にも絶大な影響を与えたというのも納得。
『ラ・ジュテ』を観ることができて本当に良かった。
タイトルはジェットのことかな?訳せば『空港にて』とでもなるのだろうかと調べると、La Jetéeとは“送迎台”を意味する仏語なのですね。
空港心中(まちがい)
さて、ノベライズを購入後長らく放置していた『12モンキーズ』ですが、これを機に読みました。
野田大元帥が訳だったのですね。
とても心に印象付けられた映画でしたが、詳細は忘れていたのですよね。
ところが思い出す思い出す。
よく知っている、全く知らない。どちらでもない新鮮な感覚で一気に読み進められました。
記憶力の良くないことも、悪くない。
空港にはちょっとした思い入れもあるので、感慨はなおさら。
また近いうちにDVDで借りて観ようと、心に決めるのでした。
あぁ、なんとこの素晴らしき世界よ・・・