2008年12月12日金曜日

私の記憶がたしかなら


津田です。

何故か年末のイメージがある『12モンキーズ』ですが、この映画が非常に影響を受けたとされる『ラ・ジュテ』(1962)をやっと観る機会に恵まれました。

30分弱の短い作品にもかかわらず、さすがはうわさに違わぬフランス映画。

しっかりしてなければ危うく寝てしまうことよ。

あの押井守監督にも絶大な影響を与えたというのも納得。

『ラ・ジュテ』を観ることができて本当に良かった。

タイトルはジェットのことかな?訳せば『空港にて』とでもなるのだろうかと調べると、La Jetéeとは“送迎台”を意味する仏語なのですね。

空港心中(まちがい)

さて、ノベライズを購入後長らく放置していた『12モンキーズ』ですが、これを機に読みました。

野田大元帥が訳だったのですね。

とても心に印象付けられた映画でしたが、詳細は忘れていたのですよね。

ところが思い出す思い出す。

よく知っている、全く知らない。どちらでもない新鮮な感覚で一気に読み進められました。

記憶力の良くないことも、悪くない。

空港にはちょっとした思い入れもあるので、感慨はなおさら。

また近いうちにDVDで借りて観ようと、心に決めるのでした。

あぁ、なんとこの素晴らしき世界よ・・・