物質・材料研究機構と東北大研究チームは、隕石が海に衝突した瞬間を実験で再現し、アミノ酸など生命のもとになる生物有機分子を作り出すことに成功。
12月8日、地球上の生命起源を解明する新たな材料を示すとして、英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」電子版に掲載。
実験では、隕石に含まれる炭素、鉄、ニッケル、初期地球の大気にあった窒素、水をカプセルに詰め秒速1キロの高速で衝突させたところ、アミノ酸、カルボン酸、アミンの3種類の生物有機分子が生成したとのこと。
津田です。
少し前、NHKの月観測衛星「かぐや」の特番の時に、このような主旨の説を解説していました。
地球上の隕石衝突痕はすでに消えていますが、月面のそれを観測することで生命誕生時にはかなりの数の隕石の衝突が確認されたとか。
そしてそれら隕石は軌道計算などから、火星木星間の小惑星地帯のものである可能性が高いとのこと。
失われた第五惑星説ですか?
オールドなSF感覚にドキドキします。
ダークエネルギーとかダークマターとかもうね、エーテル宇宙なのかと。
説でしかなかったものが、高度な設備や観測機器により、実験や観測で直接確かめられた事実となって現れてくることには胸の高まりを覚えます。
そういえば上記NHK特集解説で「木星の軌道が僅かに動くことで小惑星が軌道を外れ地球に・・・」というくだりがあったと思うんですが、なんで軌道が動くかそこ詳しく!大事そうなトコさらっと流さないで~と心中悶えていました。