2011年7月19日火曜日

錯視溺れる

アタックライドゥ……イリュージョーン!



津田です。



ちょっと前に、新しく発見された目の錯覚ってのが話題になってましたね。
左右で移り変わる2組の顔写真の中央を見つめると、視界の端では普通の人間の顔がモンスターっぽく見えるというもので、「顔の歪み効果」とか名称がつくのかな。
わーすげーとか思ったが証明写真のような生気のない写真ばかりだったんで単純に見てもモ以下略。

まぁ目の錯覚は数あるけど正確には目というより脳内画像処理プロセスが錯誤するってことなんだろう。
下の錯視はよくある中央を一定時間見つめて目を離すやつだが、視界がうにょ~んってなってびっくりするけど、これは眼球運動が絡んでるのかも。



酔っぱらうと目が回るっていうけど酔っ払いの眼球運動を観察すると面白いように眼球が左右に行き来してるのがわかる。

かようにだまされる五感ってのは面白いもんだけど、五感がだまされやすいのなら直感という第六感やセブンセンシズなんかだってもっと怪しいもんだ。
つまり各感覚器個別ではなく、その総合でとらえた方が世界をより鮮明に受け取れるということだろう。
多数の感覚器官を持ちあまつさえ同じヒト同士ですら感じ方が異なる、というのは環境を多面的に捉えて生き延びるための生存戦略のひとつなのだ。

下記サイトでは様々な錯視や錯聴を体験できる。
特に聴覚に関する錯覚はこれだけそろってるのは珍しいんじゃないかな。

錯視と錯聴を体験!イリュージョンフォーラム
http://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/index.html

つうかだまされすぎだろ視覚。