ホビージャパンが発行するライトノベル系文庫レーベル、HJ文庫の第5回NJ(ノベルジャパン)大賞銀賞作品、
「僕の妹は漢字が読める」
がちょっと目を引いたのでweb上の“ちょこっと”立ち読みで読んでみた。
北方妹子
http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/tachiyomi/1107/110702/_SWF_Window.html
すげぇ。
なんつうか度肝を抜かれるな。
話自体はもうどうしょうもないんだけど、冒頭の訳者序文「二十一世紀のみなさまへ」からあぁライトノベルでもこういった構成の作品はあるんだなぁと思った。
漢字が衰退し日常では使用されなくなった23世紀日本で刊行された作品を改題意訳したもの、という設定。
ひらがなと記号だけの極端な萌え系ライトノベルが「正統派文学」という世界観だ。
まぁSFというかファンタジー設定としても甘いのではあろうが、~だったらおもしろいよねーという酒の席での与太話を真剣に書いてみたぜというような勢いがある。
だ☆が、内容は本気で酷いなこりゃ。
き が く る っ と る 。
うーむある意味ネクロノミコン級なのかもしれぬよ。
続きが気になるけど自分では買いたくないな!
買ってよ糟谷さん!