っていう短編が神林長平の「時間蝕」(絶版)に入ってたんだけど、今では「鏡像の敵」に収録されている。
津田です。
あけましておめでとうございます
さて「兎の夢」は、神林SFの三柱をなす「火星三部作」の内がひとつ「帝王の殻」で詳細に描かれ、物語の根幹を成すガジェット、銀色のボール状パーソナル人工脳「PAB」が(おそらく)初めて描かれた作品だと思う。
PABから洩れ出る電磁波を意味ある情報に読み取れる能力を持った男が、次第に現実を失ってゆく様子が描かれる神林節全開の物語だ。
この能力を兎の耳に喩えられているってわけ。
だってウサギの耳は長いんだもん。
・・・というわけで、
今年もよろしくお願いいたします。
追記:↓光子企画さんからの年賀状↓
兎刑事(うさぎデカ)-脱兎の如く- は、今春オンエアーです(嘘です)。