2009年6月2日火曜日

ロボットの名残

政府が「宇宙基本計画」了承、今後5年間で必要な総額を最大2兆5000億と試算




津田です。



2009年度の政府全体の宇宙予算は3400億円あまり。足りてないじゃん。

もの凄~く批判されてた「将来の有人月探査に向けた二足歩行ロボットなどによる月面の探査」も一応検討するようですが。

まぁ冷静に考えれば二足歩行である必然性は、恒久的月面都市建設が本格的になるような時代なら、まだありそうなんですけどね。

フチコマみたいなのにすればいいのに。


そんな中、福岡県宗像市旧玄海町役場跡地に世界規模のロボット開発拠点「ベーダ国際ロボット開発センター」が設立されています。

テムザックの北九州からの移転はこのためだったんですな。

九州大学、早稲田大学、システムバイオロジー研究機構、フラウンホーファーIAIS(ドイツ)、聖アンナ大学院大学(イタリア)、金沢工業大学、京都大学、九州工業大学、(株)テムザックなど国内外11機関のロボット工学、先端医療分野の世界トップクラスの研究者が集まり、医療、介護、生活支援などでロボットの共同開発を行なうとのこと。

世界の英知を結集しようというのだからまぁ移転止む無し。

是非とも明るい未来を担っていただきたいものです。



現実世界で活躍できるロボットをつくるためには、シナリオベースのプログラムではなく、原理原則を与えて作動させるという生物由来の方法論が有効ではないかという研究も進んでるようですし、何らかのブレイクスルーが期待できるのではないでしょうか。


アシモフのロボット工学三原則のように。