それより小さな存在がなく、したがって内部に空間的構造を持たず、物質を構成している最小の要素である素粒子。
これら素粒子と呼ばれる究極の物質の構造や、その基本的相互作用について研究するためには、大型ハドロン衝突型加速器のような巨大な円形状の粒子衝突装置で、高エネルギーを持った基本粒子の衝突反応を詳しく調べる必要がある。
非常に小さな事でも、究極を極めんとすれば極限の労力が必要だということ。
津田です。
原子が分割できないものという意味を持っていた時代はとうの昔に過ぎ去りましたなぁ。
今、教育の現場ではどの程度の科学知識が教えられているのでしょうか。
ボソンとかフェルミオンとか。
クォークとかレプトンとか。
「アルファがベータをかっぱらったらイプシロンした。なぜだろう」が理解できないくらいよくわかりません。
素粒子物理学の中でも実験的に素粒子を研究する高エネルギー物理学では、必要とされる衝突エネルギーがすでにテラ電子ボルトの領域となっているんだと。
もう想像もつかん。
粒子加速器の規模が非常に大きくなってきており、将来的に建設が検討されている国際リニアコライダーも建設費用は一兆円程度になることが予想されているとか。
自分がなにで出来ているのか。世界の根源は何か。
アプローチは様々ですが、人類はここまで考えて実践までするようになってきているのだなぁ。