2011年1月15日土曜日

惑星アヌーに住む開拓民でした

DVD出たら借りて映ってるかどうか確認しよう。



津田です。



つうわけで「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」をようやく観てきた。
エキストラ出演したのは、エメラナ鉱石開拓キャラバンで両腕がドリルの怪獣に襲われ逃げ惑う住民役。
まぁ無くてもいいようなシーンなのだが、無力な一般住民が脅威にさらされている直接的な描写は映画中唯一ここだけ。
超越存在的な演出は伝説の戦士ウルトラマンノアのシーンのみ。
最近のウルトラマンは等身大ヒーローなんやね。

ロケの最後では、伝説の宇宙船スターコルベット・ジャンバードが飛び立っていく様子を「あの山の上ら辺を飛んでいく宇宙船を見送るような感じでお願いします」って住民たちが空を見上げるシーンも撮っててばぁちゃん(役名)の人も「光が・・・ゆく・・・」って台詞があったけどカット、映画では申し訳程度に挿入されてたけどそこはカットしてもよかったんじゃと思った。
まぁあの想像上で見送った宇宙船がジャンバードだったんだなぁって感慨は深かったよ。

石坂浩二ナレーションで語られるところによるとメインの舞台は別の宇宙であり、膜宇宙論なども飛び出し、惑星や銀河を越え宇宙の大規模構造まで越えていく最近のプラネタでよくあるアレに色をつけた感じ、非常に美しい宇宙映像を観賞することが出来る。
ミラーマンことミラーナイトの故郷の鏡の星とかもキレイでしたよ。イゼルローン要塞をちょっと思い出した。

んでもって主人公ゼロが別宇宙の各地を巡り、ジャンボーグAが元ネタのジャンバードには助けられ、ファイヤーマンことグレンファイヤーとは拳で語り、ミラーマンことミラーナイトとはBL的展開で(偏見)引きこもりから救いつつ仲間を増やして敵カイザーベリアルに立ち向かっていくという超正統的王道展開ながらかなり魅せる。
それぞれ元ネタの主題歌アレンジが流れるのも嬉しい。ファイヤースティックやミラーナイフもあるし。
ていうかジャンボット(ジャンバード)の人工頭脳はティエリア・アーデ。フャイヤーマンことグレンファイヤーはドモン・カッシュ(モモタロスとも)。ミラーナイトはヒイロ・ユイで主役のゼロは刹那・F・セイエイ。
しまいには「これが、俺たちの光だッ!」っとか言い出す始末。
なにこの平成ガンダムチーム。
大いに笑わせてもらいました。

特筆はゼロが乗り移っている人物の弟が、自分はみんなみたいに闘う力がないと無力を痛感しつつも前向きな姿勢を見せるのですが、ピンチの時に人工頭脳ティエリアジャンバードが君の力を貸して欲しい一緒に闘おうと言って、「叫べナオ、ジャンファイト!」とデレる所は最高にカタルシスを感じさせるところであった。その後の変形やジャンボットの雄姿は是非とも劇場にてお確かめいただきたいところ。

俺も北九州市のみなさんの一人として関わった映画であるだけに、非常に楽しめる良い映画に仕上がってくれて大満足でした。
まさに父も、子も、楽しめるであろうウルトラマン映画であったことよ。
エキストラ出演のきっかけをつくってくれた光子企画さんには改めて感謝したい。

「いやー映画って観るのも、作るのも、演じるのも楽しいものですね」