2009年7月23日木曜日

雲間から光が射せば

欠ける太陽、見たい人々を走らす




エクリプス北方。



1764年4月1日、日食(金環食)の日に生まれ、「Eclipse first, the rest nowhere.」という紹介語句が「圧倒する」という意味の慣用句としても使用されるようになったことでも知られるお馬さんもいたことだし、あらためて日食の素晴らしさを堪能できた昨日は、本当に天に感謝。地に敬意。人には愛。

R・マツリの祈祷のおかげで北九州全域は観測条件に恵まれたことと思う。

あとで金の鈴と甘いお酒をあげなくてはならないだろう。

甘いのってお酒と認識しづらくなったなぁ。甘さはプラズマ。

当初、最大食率が高い九州南部を目指そうとの計画であったのだが、天候状況を踏まえ、観測地を急遽『北九州空港』へ変更。

壮大な天体ショーを存分に堪能できて非常に有意義であった。

以下わかり辛いが写真を数点。


蝕を待つパーシカ&ソフィラ

空港は結構雲量があるものの、太陽付近は青空ものぞき薄雲がかかる程度。

←:一番欠けてる様子がわかる写真。左上は服の影。

 
 

あとはよく判らんね~。

右上や左下の写真には近辺に太陽とは別の光点があるのでもしかすると他の星が写ってるのかもだがゴミだろね。

水星かなぁ・・・(以下略)

日食グラスをレンズに被せ撮影。


以下それっぽい写真。

 
 
直接携帯カメラで狙ったもんで、大きい光源は反射で下方が太陽だと思うんだがよく判らん。

右上の写真のアタマは神姫たち。



写真は撮る予定なかったんでこれはこれで。まぁ雰囲気だけでも。


次は2012年5月21日に金環食が日本一部地域でも観測可能らしい。




欠けてなお明るく、光を全て失うことのない巨大な太陽。

我々の全てのエネルギーの源であり、その存在の根源たる太陽。

普段は当たり前すぎて気がつかないことだが、わたしたちの一部でもある太陽のことに、これからも関心を持ち、知り続けてゆきたいと皆も感じたことだろう。





人間たちの首塚が遠くに消え失せる。

わたしは次第に小さくなり──今はだれにも知られずに、いなくなる。

しかし、愛情のこもった書物の中で、子供たちの遊戯の中で、

わたしは死から蘇って、いうだろう──太陽!と。

──オシップ・マンデルスタン