『小松左京追悼トーク「巨星、宇宙に逝く」(仮)』ってのが8月17日(水)に、新宿GEISHAで開催されるようですよ。
津田です。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=33790973
詳しくはリンク先で(最近多いな)ってことなんだが、出演に大森望、山田正紀、高橋良平などが予定されていますね。
小松左京追悼トーク緊急開催ってことらしい。
以下引用。
「先日、逝去されたSF界の巨人・小松左京氏を偲んで空想力と思索力の可能性を押し広げた「SFコア作家」としての小松左京を、関係者とファンが共に語る会を開催したいと思います。既に、各方面で「日本沈没」や「首都消失」など現実社会とSF的想像力を融合させた“思弁的作家”としての小松左京は多く語られていると思いますが、今回は日本のSFを文学ジャンルとして大きく展開させた「SF作家」としての小松左京をど真ん中に据えて、小松SFの育てられたファンがその魅力を大いに語り合える場としたいと思います。オールドファンはもちろん、これから小松SFを知りたいビギナーファンもご参加ください。皆で、作品の魅力を確認する機会にしてください。」
以上。
新宿なんでどうせ見に行けねぇよ、と思いきや、この「Live Wire」ってUSTREAMで動画中継もするみたい。
ただで見れるのかな?いちおリンク。
http://www.ustream.tv/channel/go-livewire
また、小松左京の絶筆を序文として収録した、笠井潔・巽孝之監修『3.11の未来 日本・SF・想像力』(作品社)が、アマゾンさんで予約可能になりました。 (おいコピペやめろ)
8月23日ごろ発売みたい。
主な著者:小松 左京・豊田 有恒・新城 カズマ・・瀬名 秀明・谷 甲州・小谷 真理・田中 秀臣・仲正 昌樹・新井 素子・押井 守・野尻 抱介・大原 まり子・桜坂 洋
監修:笠井 潔・巽 孝之
そうそうたるメンツですね。
3.11と銘打たれてるんで、なにかと科学技術やテクノロジーなどの文明批判になりそうでもあるけど、批判だけでなくSFとして、では次にどうあるべきかというビジョンの欠片でも示されていればよいと思う。
小松左京は科学文明だけを批判しているのではなく、有事に対し良心的に対処する政治家・科学者・マスコミ・国民といった空想の産物でしかないような人物像を描くことで、現人類を批判しているともいえるんじゃないかな。