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2011年8月4日木曜日

ふたつの月が

天窓に浮かび上がる(それは風のファンタジア)



津田です。


地球の唯一の衛星“月”が、かつて二つあったのでは、とする説が出てきているようですね。
月は、表側の地形は比較的高度が低く平坦なのに対し、裏側は高い山が多く地殻がはるかに厚いという、両半球の違いは長らく天文学者の間で謎となっているしSFでもよくネタにされてる。

この説によると、月より小さな“随伴衛星”が初期のころに月の裏側に衝突し、非常に硬い岩石物質が月の裏側に飛び散った結果、現在の月の高地を形成しているというのだ。
この説が事実なら、小さいほうの月は大きいほうの月に時速約7100kmで衝突した計算になるらしく、天体クラスの衝突にしては非常にゆっくりとした遅いものといえるらしい。
2つの月は8000万年ほどの間は共存してそれぞれ安定した軌道上にあったとしている。

最近では月の形成はジャイアント・インパクト説が定説となりつつあるが、同時に形成されたであろう随伴衛星たちの行方を示唆する可能性も出てきたわけだ。
そういえば、以前は無いとされていた月内部の金属核と磁気の存在が徐々に明らかになってきており、調査対象の月の岩石が42億年の間に加熱と冷却のサイクルが2回しか行われていないことがわかったというニュースもあったな。

まぁいろいろ問題点もある説らしいけど、ビジュアル的にはファンタジックでいいよね、ふたつの月というのは。

地球を見守るかのようなこの神秘に満ちた巨大な衛星は、一括で作られたのではなく、こうして徐々に形作られていったところから、月賦払いという言葉がつくられたのです。
嘘だけど。

2011年8月2日火曜日

へうげろぼ

そんなに人形やロボにお茶を入れてもらいたいのか日本人。



津田です。



以前、コーヒーを入れてくれる少女型ロボ「雛」を作ったよという動画があったが、今回のは本格派。

自分で考えてお茶を入れるロボット


東京工業大学 長谷川研究室グループは、人工知能を用いて、自ら考えて行動し、学習するロボットを開発。
このロボットは、川田工業の研究用ロボット「HIRO」を改良。
研究室が独自に開発した、学習と推論が可能なプログラム「自己増殖型ニューラルネットワーク(SOINN)」によって動いている、とのこと。

まだまだ実験研究段階とはいえ、このSOINNのスゴイところは、ロボットの視覚、聴覚、触覚といった感覚情報のほか、インターネット上にある情報や他のロボットのモータの制御信号などから知識を得て徐々に賢くなっていくという機能を備えているところだ。
しかしお茶くみ人形からずいぶん進化したものであるよ。
あとしゃべるとこが萌えポイントかな。

デザインもカッコいいし、ますます未来が近いですよね!

このロボットはノンフィクションにて候。

2011年7月26日火曜日

ふたつの流星群

今年8月のペルセウス座流星群は極大期の8月12日に満月なんでちょっと見づらいかも。



上舞です。



でも、そんなにメジャーじゃないけど「みずがめ座デルタ流星群」が7月28日に極大を迎え、かつペルセウス座流星群が見え始める時期と重なっている。
晴れた暗い空なら、2つの流星群を合わせて1時間に15~30個の流れ星が見えるらしいですよ。
おりしも新月なんで観測にはもってこいかと。

ペルセウス座流星群が見え始める頃は平均して1時間に5個程度。
約2週間後8月中旬の極大期には1時間に60~120個が観測されるようになるらしい。

一方、みずがめ座デルタ流星群はかなり地味って話だが、7月末から8月初めの数日間は2つの流星群が同時に活動するため、どっちかの流れ星は観測できるかもです。

流星群の活動は必ず夜中から明け方に近づくにつれて活発になるそうなんで、より楽しみたい方は徹夜覚悟かな。

そういえば漫画「DARKER THAN BLACK -漆黒の花-」の最終巻4巻をようやく読み終えた。
この話から流星の双子に続くんやねー。
DARKER THAN BLACKにおけるゲートの設定はA・タルコフスキー「ストーカー」を思い起こさせるんだけど、原発事故後の現在においてますますその意味を重くしていることよなぁ。

2011年7月23日土曜日

科学の窓

児童生徒は夏季休暇期間に入ったのかしらね。



上舞です。



独立行政法人 科学技術振興機構 理数学習支援部が提供している『Science Window』ってのがあるんだけど、なんだかちょっと「夏休みの友」を思い起こさせる感じ。
いや別に宿題とかじゃないんだけどなんとなく。

隔月発行科学教育誌Science Window:http://sciencewindow.jp/index

最新号である夏号(8-9月)は特集が「暮らしの中から電気を見直す」と、震災原発事故の余波冷めやらぬ夏を象徴してます。
バックナンバーもPDFファイルで全部閲覧可能、最近じゃブラウザでの閲覧対応が進んでるんで簡単に読めるのが嬉しいよね(小画面じゃ見にくいけど)。
こんなご時世だからこそ、科学に興味を抱き志す子供たちが増えていってほしいもの。

「機械が人間を殺す、そんなことがあってよいものか?科学は人間の幸せのためにこそあるものであり、人間は科学を超えたものだ。そう考え、それを実際に確かめるために俺は科学者になった。科学は俺にとって屈服させるべき敵なのだ」 -真田志郎-

2011年7月21日木曜日

ぼくらの宇宙往還機

初号機はエンタープライズなんだぜ(宇宙には行けなかったけど)。



上舞です。



アトランティスが帰ってきて、ついにスペースシャトル30年の歴史に幕が下ろされましたね。
日本時間午後6時57分にフロリダ州ケネディ宇宙センターに着陸した様子は、ちょうどUST中継で見ることができました。
現地では早朝だったようでまだ暗く、ゆっくりと舞い降りたその翼をしっとりと休めるスペースシャトルは、ようやく肩の荷が下りて安堵しているようにも感じられました。
アメリカのみならず世界の宇宙開発のフラッグシップとでもいうべき存在であったと思います。
「コロンビア」「チャレンジャー」「ディスカバリー」「アトランティス」「エンデバー」の五機は、間違いなく一時代を担っていたといっていいでしょう。
お疲れ様です、ありがとうスペースシャトル。

なお現存のシャトルは、

・ディスカバリー:スミソニアン博物館国立航空宇宙博物館別館
・アトランティス:ケネディ宇宙センター一般公開施設
・エンデバー:カリフォルニア科学センター

にそれぞれ展示され、余生を送ることになる。
また現在国立航空宇宙博物館別館展示中のエンタープライズは、同館にディスカバリーが展示されることに伴い、ニューヨークのイントレピッド海洋航空宇宙博物館に移転。

まぁ直立した在りし日のスペースシャトル:ディスカバリーを見たければ、北九州はスペースワールドに来なってことだ。



追記:そうそう、次期仮面ライダー、フォーゼのバイクがマシンマッシグラーっていってなんと今更ながらスペースシャトルがモチーフだぞ!カッコいい!バイクだけは欲しいっす。
あと「宇宙モデルカタログ」っていう現在入手可能な宇宙モノの模型を集めたムックが出てるようです。興味ある方は是非!

「宇宙モデルカタログ」: http://www.amazon.co.jp/宇宙モデルカタログ/dp/4863204604

2011年7月20日水曜日

ポアロは月へ行かなかった

今やこれは常識!!



上舞です。



7月20日は「アポロ11号」が人類史上初めて月に到達、人類が初めて月面に降り立つという偉業を成し遂げた日です。
1969年のことですから42年前のことですな、ふふふ。

そういえば最近なんかアポロ11号映像見たなーと思ったらアレですよ、



トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン http://www.tf3-movie.jp/ ですよ。
2を見てないんで行こうかどうか迷う、がアポロシーンだけでも行く価値はありますかね。
それにしてもアメちゃんは陰謀論好っきやねー。
2011年7月29 日(金)公開。

アポロ11号についてはNASAの動画でも。他のアポロ計画についても見られる。

http://www.nasa.gov/externalflash/apollo11_40/

また行こうよ、月に!

2011年7月15日金曜日

さらにできるようになったな

ナショジオ!



上舞です。



あの「ナショナル ジオグラフィック チャンネル」がニワンゴ運営のニコニコ動画でサービスを開始したようです。
○ドキュメンタリー専門チャンネル「ニコニコ ナショジオ チャンネル」
http://ch.nicovideo.jp/channel/natiogeo

毎週土曜日午後11時から生放送形式での配信で、初回は「宇宙サイエンスシリーズ」4エピソード
・「サイエンス・ワールド7『月の無い地球』」
・「ザ・宇宙『~神秘と驚異~ 地球外生命体』」
・「宇宙の果て スペース・トラベラー」
・「サイエンス・ワールド7『月で暮らす』」
を、7月23日(土)午後11時に無料生放送。
放送を後から視聴できる「タイムシフト機能」は7日間有効。タイムシフト期間終了後は、有料配信なんで注意だ。

FOXインターナショナル・チャンネルズ運営のドキュメンタリー専門チャンネル「ナショナル ジオグラフィック チャンネル」は、自然や宇宙、ミステリーとさまざまなジャンルのドキュメンタリー番組を放送していることで知られていますよね。

あとNHKの宇宙チャンネルもご紹介。
○NHK宇宙チャンネル
http://www.nhk.or.jp/space/
コンテンツ盛りだくさんで楽しめます。
特に「コズミックフロント」は8月9日(火)から11日(木)BSプレミアムにて、これまでの放送全12回を集中的に放送ということなんで、視聴可能で興味のある方はお見逃しなく。

この夏、お子さんのいる家庭ではこういう良質のサイエンス番組をぜひともご覧いただきたいものです。

What Kind of World Do You Want?

2011年7月14日木曜日

谷の深さを知らずして越えることはできない

東京ビッグサイトにて7月13日(水)~15日(金)まで開催中の「次世代ロボット製造技術展ROBOTECH2011」において、香川大学が研究開発している「発話ロボット」が話題ですね。



津田です。



2007年に香川大学工学部:澤田研究室で開発されたこの自律的に発話動作を獲得する「発話ロボット」は、そのインパクトある見た目と呪われそうな「発話」で不気味さと気持ち悪さだけで話題となっているようで非常に残念ですが、これは非常に意味のある画期的な研究成果であり、実にオリジナリティのあるアプローチだといわざるをえません。



見た目からはわからない特徴として、このロボットには聴覚フィードバックを用いた学習機能がある、という点が挙げられている。
たしかにお世辞にも見目が良いとは言い難いし、まだまだ全然「発話」には程遠いかもしれない。
だが「初音ミク」以降を知る我々には、もうすぐその先を垣間見ることはとても容易に思えるのだ。

不気味の谷は深く暗い。
しかしどれだけ深いのか、暗さはどのくらいなのか、それを知らずしてその隔たりを越えてゆくことは容易ではない。
部分部分の研究成果が一つになる時、そこにはオーバーヒューマンが誕生するのではなく、人類のヒトに対する最も詳細な組立新書が立ち現われてくるのであろう。

香川大学 澤田研究室
http://www.eng.kagawa-u.ac.jp/~sawada/index.html

2011年7月4日月曜日

資源はど~こだ

資源は海ちゃん!



魔法希土北方



東京大の加藤泰浩准教授(地球資源学)らの研究チームが4日の英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(電子版)に発表したところによると、レアアース(希土類)が太平洋の広範囲海底泥中に大量に存在することを確認、ということらしい。
ハイテク製品に欠かせないけど中国が出し渋ってると話題になってたアレね。

ハワイ付近と仏領タヒチ付近の計約1100万平方kmを中心とする広い海域に多く存在すると見られており、水深3500~6000mの海底に積もった厚さ2~70mの泥に含まれているという。
主に公海だが、日本の排他的経済水域(EEZ)にも存在する可能性が見込まれているようだ。 

推定埋蔵量は既存の陸地埋蔵量約1億1千万トンの800倍、900億tとみられ、2km四方埋蔵量で日本年間需要約3万tを満たす計算。
しかも採取・精錬しやすい形で存在しているとみられ、レアアース問題の解決につながると期待されるらしい。

技術的には海底の泥を吸い上げるだけで採取でき、陸地鉱床のような放射性元素をほとんど含まず、利用に適するとようですね。
海底で開発が有望なレアアースの存在が確認されたのは初めてらしく、まだまだ地球は豊かなようですよ。

ハヤカワの「深海のYrr」では海底メタンハイドレート層とか題材にあったけど、深海にはまだまだ我々人類の知らない未知のものが眠っているのかもしれません。

2011年7月1日金曜日

水でもかぶって

反省はしていない。



津田です。



暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こう暑いと水が恋しくなる季節ですよね。
そう、
地球上の水の動きを調べることは、地球環境の変化のしくみを理解する上で重要です。

というわけでJAXAが
「第一期水循環変動観測衛星」(GCOM-W1)愛称募集キャンペーン
https://www.gcom-w1-campaign.jp/
ってのをやってますよ。
詳細はリンク先ということで、いいペットネームを思いついたら送ってみるのも一興かと。
8月31日(水)17:00までですよ。

ISSでは古川聡さんが頑張っているので久しぶりにISSを見たいなーと思ってるんですが、福岡上空に来たときはなぜか最近天気が思わしくなくて見逃しちゃう。
梅雨時期ですから致し方ありませんな。

臨時ISS宇宙支局長 古川聡宇宙支局長通信 http://mainichi.jp/sp/space/


水からを知れば 自らを知る

2011年6月27日月曜日

大彗星に期待

ハワイ大学天文学研究所主体の太陽系小天体探索等を目的として進められているパンスターズ(Pan-STARRS = Panoramic Survey Telescope And Rapid Response System)プロジェクトが、マウイ島ハレアカラ山設置の口径1.8mPS1望遠鏡(14億画素デジタルカメラ搭載)で、6月6日にへびつかい座とさそり座の境界付近を撮影した4枚の画像に、19.4~19.6等の移動する彗星のような天体があるのを検出。



上舞です。



木星と土星の軌道間に位置していたこの天体は、その後各国の観測結果から新彗星であることが確認され、確定符号C/2011L4(2011年6月前半に発見された4番目の彗星)がつけられたとのこと。
2013年3月には太陽から4800万キロ以内(水星軌道より近い)に近づくとみられており、2~4等と肉眼でも見えるほどの明るい大彗星になる可能性もあるらしい。
ただし、地球と太陽・彗星の位置関係があまり良くないらしく、日本でこの彗星が見えるのは近日点通過後の5月中旬くらいになってしまうかも、だって。
またこの彗星、オールトの雲から抜け出してきた可能性があり、地球の南側から現れ太陽の裏を通って北の空に抜けるという、太陽系軌道面に対し限りなく垂直に近い軌道が予想されているようです。

そういえば6月27日から28日の夜にかけては、小惑星2011MDが地球の直径を下回る1万2300kmという近距離を通過する大接近だそうです。
最接近は日本時間で28日午前2時ごろ、中規模望遠鏡でなら観測可能と予測されています。

今回の接近で衝突することはないとのことですが、彗星も来るしなにかと宇宙が騒がしくなりそうです。
来るかUFO、宇宙人!

2011年6月24日金曜日

小っちゃいって事は便利かもねっ

震えるぞハート!伝えるぞ電力のビート!!
ナノジェネレーターだッ!!!



津田です。



ジョージア工科大学研究者チームが、世界初の無線通信できる自己発電装置を開発とのこと。
この小さな装置は、その周りで起こるごく小さな動作や振動、たとえば弱い風とか心臓の鼓動などもエネルギー源にすることが可能。
自分の周辺環境からエネルギーを取り出すことができるとか、どこの外燃機関〈イレーザー・エンジン〉ですか。

んで、その発電されたエネルギーがこの装置の蓄電器に貯えられ、センサーや無線発信機で電力として使われるという仕組み。
この発信機からの信号は現在約9m先でも検知可能とか。

用途としてはスパイカメラなどウェアラブルデバイス、医療用インプラントなどが考えられてるようですが、ほかにもいろいろ応用が利きそうですよね。
米国エネルギー省やDARPA(国防高等研究計画局)が資金提供なんだそうです。
そういえば日本でも振動による発電装置の開発とかあってたんじゃあ……

微細なエネルギーでも使いどころ、といったとこでしょうか。

2011年6月23日木曜日

記憶を記録

脳に埋めたチップによって記憶を複製することに成功、って記事が上がっててびっくり。
ホンマかいな。



津田です。



南カリフォルニア大学プレスリリースによれば、同大学・医用生体工学学科セオドア・バーガー教授が、脳の長期記憶を司る海馬の機能を模倣したチップを使い、ラットが学習した記憶を複製することに成功したようです。

また、脳につながれたスイッチを「ON」にすることで長期記憶を復元、「OFF」にすることで忘却させることが可能だったらしい。
ここからさらに忘却したラットに、エンコード(符号化)した記憶を再インストールするとこもできたというんだからスゴイ。
このデバイスをラットに繋いだ状態で学習を行ったところ、ラットの記憶能力を向上させることにも成功したということなんで、これはまさに電脳化に向けた第一歩ということになるんでしょうね。
電脳ネズミ!(お墓には花束を供えてやってください)

今後はサルで検証し、将来的には海馬を損傷した患者へ適応することを目指すようです。
脳卒中やアルツハイマーなどの脳疾患にとって画期的な方法になるだろうとのこと。
そういえば数年前に、脳にチップを埋め込んだサルがロボットアームをコントロールする技術は確立してましたよね。

このチップがいったいどういう形態のデバイスなのかが気になるところですが、これの天然有機タイプってのが仁先生の頭の中にある胎児状腫瘍に近しいのかもしれませんな。

2011年6月20日月曜日

黒ひげ危機一発

で助からないけど。



パイレーツ・オブ・北方ン



「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」を観てきた。
むぅ、正直びみょ~だみょ。
迷ったけど3Dでなくてもいい感じだった。しかも3Dメガネが眼鏡着用者には優しくない仕様のものだったんで。
今後はよほどでなければ3Dじゃなくてもいいか(オーズvsあば将は3Dで観る気まんまんのくせに)。

さて、今回のストーリーはティム・パワーズの歴史ホラー・ファンタジー小説、「幻影の航海」がベースになってる。
それでハヤカワが推してたんだな。
まぁ映像は面白いとこもありましたよ。人魚いっぱい出てきたし。
あと見どころはスペイン海軍、ひでぇ。異教は破壊、みんな破壊です。
今後2作は作られるようなんで、もっとこうジャック・スパロウの変な活躍が見てみたいもの。
あ、キャプテン・ジャック・スパロウのね。
船も戻ってきたことだし。

3Dといえばスペースワールドのポップステラくらい飛び出る!ってやつをついつい期待しちゃうんだが、違うアプローチでの3Dがようやくその片鱗を垣間見せてくれたようです。

【初音ミク】3D映像のミクがテーブルから飛び出して踊るよ【fVisiOn】


くわしくはNICT ユニバーサルコミュニケーション研究所のHP:http://mmc.nict.go.jp/people/shun/fVisiOn/fVisiOn_j.htmlを参照してもらうとして、周囲から多人数で観察可能なテーブル型裸眼立体ディスプレイとはまさしくSFでは見飽きたガジェットではあるけどこうして現出する時代になったんだなぁと非常に感慨も深い。
しかも初音ミクだし。

今月末のS-Fマガジンも発売前から増刷という異常事態。
創刊以来最高の売り上げが見込めそうだし。

時代はミクから動いていく。
そんな未来も、いいじゃないか。

2011年6月13日月曜日

ギネスで乾杯したいね

世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機」として、
小惑星探査機「はやぶさ」がギネス認定ですよ。



津田です。



はやぶさ地球帰還一周年記念のこの良き日に。
すでにJAXAに認定証も届いてるみたい。

NEC特設サイト「太陽系大航海時代の幕明け」:http://www.nec.co.jp/ad/cosmos/
では、帰還1周年企画を展開中。
「はやぶさ帰還1周年記念キャンペーン」:http://www.nec.co.jp/ad/hayabusa/
が開始されており、ビデオメッセージやツイッター上でも「はやぶさ帰還カウントダウン」(終了)など多数のコンテンツが用意されています。
「はやぶさ」帰還1周年記念Wプレゼントとかあるので、応募してみるのも(注:期間限定)。

持ち帰った星のかけらは今後、長い時間をかけて分析が進んでいくだろうし、新発見もあるに違いありません。
この「はやぶさ」以降の素晴らしいSF小説が生まれてくる日も、そう遠くはないと信じています(野尻さんとかに期待)。

「はやぶさ」の志は、まだまだ我々の心の中で飛翔してゆくのでしょう。

ところで、ギネスブックはアイルランドビールのギネスと由来が同じなんやね。
狩りの獲物のうち世界一速く飛べる鳥で議論になったおり、なかなか結論が出なかったため、もしこういう事柄を集めて載せた本があれば評判になるのではないか。
そうギネス醸造所の代表取締役が発想し、発行したのがギネスブック(ギネス・ワールド・レコーズ)というわけ。
最も速く飛ぶ鳥、そして地球上で最も高速な動物はハヤブサであるとの声が高いことからも、ギネスブック入りは約束されていたようなものだったのかもしれませんね。



行きつけの、というほども行ってないけどギネスが美味い雰囲気のいい店↓

小倉にただ一つの本格アイリッシュパブ Irish Pub Booties:http://irishpub-booties.net/

2011年6月7日火曜日

古川聡宇宙飛行士、いよいよ宇宙へ

古川聡宇宙飛行士(47)が搭乗するロシアのソユーズ宇宙船(27S)が8日未明、バイコヌール宇宙基地からいよいよ打ち上げですね。



津田です。



全長約50m、重さ約310tのロケットは5日朝、基地内組み立て棟から横倒しの状態で列車に載せられ出発。
約8kmの行程をゆっくりと進み、50年前に人類初の有人宇宙飛行に成功したガガーリン宇宙飛行士が使った発射台に2時間かけて到着、垂直に起こされ準備されたとのこと。
NASAのスペースシャトルとはまた違った感慨がありますね。

現場で見守る野口聡一宇宙飛行士(46)は「古川さんは準備万端で、ロケットも打ち上げを待つだけ。(宇宙に滞在する)半年間、思い切り暴れてきてほしい」とエールを送ったようだけど暴れちゃいかんだろ(笑)。
古川さんは2人の乗組員とともにISS(国際宇宙ステーション)に滞在、宇宙医学などの実験やISSのメンテナンスを担当。
また毎日新聞の「臨時ISS宇宙支局長」として宇宙から情報発信するらしいですね。

んで肝心の打ち上げライブ中継ですが、

ソユーズ宇宙船(27S)打上げ:予定日時:6月8日午前5時12分

でJAXAでの放送は午前4時30分~5時30分となっているようです。
くわしくは下記リンクで↓
http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/furukawa/library/live/

WEBでの生中継は他にも配信協力サイトがあるようです。
まぁ再放送もあるんだけど、そんなに中途半端な時間帯でもないので早起きしてみましょうかね。
5時には必ず猫が起こしてくれるしな。

追記:USTが一番安定かもな。宇宙へ!そして宇宙へ!
・ustreamNASA HD-TV:http://www.ustream.tv/nasahdtv#utm_campaign=synclickback&source=http://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/index.html&medium=6540154

・JAXA中継サイト:4時半から http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/furukawa/library/live/live.php

・宇宙教育テレビ:http://www.yac-j.or.jp/tv/66.html

2011年5月29日日曜日

映画「HAYABUSA]を観ました

【冬月さんからの投稿です】



500円というリーズナブルな観賞料もあってか、日曜日に行ったら親子連れでいっぱい。
映画というより46分のCGドキュメンタリーなんでしょうが、いやー泣けた泣けた。
宇宙空間の広さ、果てしなさ。地球を離れて小惑星へ旅する孤独さが前半じわじわと沁みて来ます。

イトカワへの着陸で傷つき、一時は交信途絶したはやぶさに呼びかけるナレーション。まるで人間に語りかけるように。さあ、地球に帰ろうと。
地球からの交信を受けてとつとつと帰りの旅路をたどり始めると、萌えキャラでもないのにいつのまにか感情移入してましたよ。

満身創痍の状態で大気圏突入し、燃え尽きてゆくところで、不覚にも涙が。地球帰還カプセルがまるで一粒の種のようにオーストラリアの砂漠に落ちていく…。

ありがとうはやぶさ。映画のスタッフグッジョブ!

私たち日本人は、機械を道具として認識する欧米人に対して、人のように擬人化して認識すると聞いたことがあるけど、まさにそうだった。

2011年5月26日木曜日

宇宙(そら)と君とのあいだに

先日のエンデバー打ち上げは美しくかつ力強いものでしたね。



津田です。



そのロケットブースターからのカメラ映像がいい感じだったのでご紹介。



このSTS-134ミッション中の21日、ドッキング中のISS(国際宇宙ステーション)とローマ法王ベネディクト16世がテレビ電話で交信、宇宙飛行士たちの謁見を受けたとのこと。
ローマ法王が宇宙と結んだテレビ電話で会話したのは初めてらしい。

http://www.nasa.gov/multimedia/videogallery/index.html?media_id=89720291

法王はバチカン・ローマ法王庁書斎でモニターを通じ、飛行士たちと20分間会話。
「人類は科学技術の急速な発展の中を生きている。あなた方はわれわれの代表だ」と激励したとのこと。
あのシスとうわさされている写真写りが恐ろしいベネディクト16世ですが、上記リンクのNASA動画では、終始穏やかな感じでまるで別人の感。
やっぱりいい人なんだな、猫好きらしいし。

下記リンクはISS内部紹介。結構広いぞ。

http://www.nasa.gov/multimedia/videogallery/index.html?media_id=82589711

雨中の中で。

2011年5月25日水曜日

はぐれ星純情派

演歌かよ!



津田です。



浮遊惑星の話題でテンション上がったと思っていたら、こんどは「はぐれ恒星」ですか。

欧州南天天文台(ESO)が国際研究チームによる観測成果として25日に発表したところによると、大マゼラン銀河で太陽よりはるかに巨大な恒星が、星の集団の中心から遠く離れた所でぽつんと明るく輝いていることが判明。
何らかの理由ではぐれた可能性があるが、重力の強い巨星がはじき出されるメカニズムは謎らしい。

大マゼラン銀河は、地球がある天の川銀河(銀河系)から14万8千光年の彼方にある(放送当時)。
この巨星「VFTS682」は、質量が太陽の約150倍、表面温度約5万倍と非常に高い。
離れた所に「RMC136」と呼ばれる星の集団があり、この中心にある明るい巨星と似ているらしく、ここからはじき出された可能性が高いとのこと。
物質密度の薄い箇所で突然巨星が生まれるとは考えにくいんで、いろいろ想像が駆け巡りますなぁ。
宇宙ヤバい。

2011年5月19日木曜日

重力場穴場惑星浮遊

憧れのパラダイス銀河



ようこそ北方(まぜるな)



銀河系で新種の「浮遊惑星」を発見らしいですな!(興奮)

恒星周回軌道に乗らず宇宙を漂う「浮遊惑星」とみられる天体を複数発見、と日本などの研究チームが発表。
この「自由浮遊惑星」ってのは、惑星程度の質量であるが恒星や褐色矮星、その他天体に重力的に束縛されず銀河を直接公転している天体のこと。

名古屋大学や大阪大学などの国際研究チームが、ニュージーランド天文台設置の特殊望遠鏡で「重力マイクロレンズ効果」を利用し観測した結果、2006年4月から1年半の間に木星と同質量天体を新たに10個発見。
これらの天体近傍には恒星が無く、天体自身も恒星のように光を発していないことなどから「浮遊惑星」の可能性が高いとみられているようです。
また研究チームの計算では、銀河系全恒星数の2倍は存在するとみられ、数千億個の浮遊惑星が存在する可能性もあるとのこと。
2020年に打ち上げが計画されているNASA(アメリカ航空宇宙局)の探査衛星が、実際にその姿をとらえることが期待されているようです。

この新しい形態の惑星質量天体はSFの世界じゃ結構メジャーどこで、「妖星ゴラス」「地球最後の日」をはじめとして、スタートレック各シリーズ、宇宙戦艦ヤマト、スペース1999では月が衛星軌道を外れて自由浮遊惑星となっていましたね。

あ、フリッツ・ライバーの「放浪惑星」が読みたくなってきたぞ。

“身を寄せりゃホシ”なる無限大